• 健やかに年齢を重ねていただくことを目的に、健康管理や健康増進のための人間ドックおよび医学的啓蒙指導を行う「Medical Hea th Center」として、昭和62年11月に設立されました。倉敷中央病院と連携を行いながら、現在、年間約3万人の人間ドックや各種検診を行いながら、病気の早期発見・早期治療、生活習慣病の予防、健康教育など地域社会に役立つ健診施設をめざしておリます。
  • http://www.kchnet.or.jp/hoken/

――Lox-index® を導入されたきっかけを教えて下さい。

菊辻先生)ドック受診者には生活習慣病およびその予備群の方も多いのですが、生活 ・ 食事指導を行っても、なかなか効果が出ないのが現状です。 たとえば当センターで行っている特定保健指導の成功率(体重減少3%以上該当者)は30%止まりです。これは、将来起こるかもしれない心筋梗塞や脳血管疾患に対して、各個人が持っているリスクを具体的に伝えられないことも大きな要因と考えられます。

 

受診者に効果的に注意を喚起できるような新しい動脈硬化の指標を探している時にLox-index®を知りました。一般的なドック項目で判明する「現時点の動脈硬化リスク」に加えて、「将来的なリスクを予測する」Lox-index®を実施することで、より詳細な病態把握が可能になり、的確かつ効果的な事後指導につながると考えて導入を致しました。

菊辻先生

――検査のご活用方法を教えていただけますか?

菊辻先生)人間ドックのオプション検査として、受診者全員に提案を行っております。ドックでは血液検査やABI、PWV、頚動脈超音波検査などから得られる現在の状態と、問診などで把握した生活習慣のリスク要因を総合評価して結果説明を行いますが、オプションとしてLox-index®を加えることにより、より説得力のある説明と指導が期待できます。

またLox-index®を導入してからすでに1年が経過しましたが、報告書には過去の検査結果も同時に表示されていますので、今後は経時的変化にも焦点をあてて、指導に役立ていきたいと考えています。

総合保健管理センタ-総合保健管理センタ-

――受診者の方の評判についてお聞かせいただけますか?

菊辻先生)当センターでは、人間ドックの結果は当日に説明し、お渡しするシステムをとっています。Lox-index®の結果は、センターで医師が確認したのち、後日郵送で受診者に届きますが、検査結果について問い合わせを頂くことはそれほど多くありません。

やはり、Lox-index®報告書自体の視覚効果が高くわかりやすいこと、そして丁寧な解説で構成されているため、受診者が理解しやすいことが問い合わせが少ない理由ではないかと思っています。また、多くの方が1年後のドックでもLox-index®を追加しておられますので、関心の高さが伺えますね。

院内の様子

――最後に先生のご感想、ご意見をお願い致します。

菊辻先生)Lox-index®は未病の段階から動脈硬化を予測できるため、人間ドックのオプション検査としては非常に有用であると考えています。
特にLox-index®で異常を指摘された方については、経年で追跡することにより、生活習慣の改善状況や疾患の治療状況が見える化されるため、受診者のモチベーションアップとしてもきっかけになることを期待しています。

菊辻先生

――どうもありがとうございました。