一般社団法人日本健康倶楽部 横浜支部様のSquare(キャッシュレス決済端末)の事例
Square(キャッシュレス決済端末)を導入しようと思われたきっかけを教えて下さい。
現金管理などの煩雑な作業をなくし、業務の効率化を図りたいと考えていました。
契約企業様において、オプション検査の費用を給与天引きで対応してほしいと要望をいただくケースがありますが、給与天引き前に社員が退職してしまうケースも発生します。その際は企業側へ支払いをお願いしますが、そういった際はやはり双方嫌な思いをしてしまうことが何度もありました。
このようなトラブルが発生しないように、企業から費用請求のサイクルを早くしてほしいという要望もあり、対応にかなり負担がかかっていました。
また、現金を巡回健診で扱う場合、金銭授受の間違いや、盗難などのリスクも存在します。これらの危険性を限りなくゼロにしたいという思いもありました。
受診者からもキャッシュレス決済を望む声は多かったのでしょうか?
そうですね。現金を使わずにキャッシュレスで支払いたい、という受診者側のニーズは年々高まっていると感じていました。
例えば契約いただいている大学の職員の方々は、現金を持ち歩かないことが当たり前になっている方も多く、現金だけでなくキャッシュレス決済が選べるという点は喜ばれるだろうと考えました。
また、健診会場へ行く際に、現金を多く持ち歩かなくていいことは、やはり安心につながるかと思います。
Squareを導入してよかった点はなんでしょうか?
導入してよかった点は大きく2つあります。
まず1点目は導入後、業務効率がかなり改善されたことです。以前は、レジ入金や両替などが必要だったため、現金を持ち歩いたり、締め作業などに時間がかかっていました。Squareを導入したことで現金管理が楽になり、締め作業の際に発生する金額の違いを心配する必要がなくなりました。
2点目はオプション検査を選択する方が以前よりも増えて売上も増加したことです。オプション検査の案内時に発生していた、受診したいけど今現金が足りないという機会損失が無くなったので、当日の受診勧奨をより行いやすくなったと感じています。また、受診者の方からも「キャッシュレス決済ができるので、とても便利になった」とのお声をいただいております。
電子マネーが使えることにもメリットを感じています。電子マネーは、コンビニなどでも気軽に使える決済ツールなので利用される方も多いです。
Square リーダーの端末として使い勝手はいかがでしょうか?
端末のデザインや機能もシンプルで、特別なトレーニングなども必要なく、誰でも簡単に使えます。最初は使い方などを覚えてもらうこともありますが、慣れれば集計の確認、振り込み案内の操作なども簡単にできます。
本来であれば、iPadのほうが使いやすいと思いますが、スマホでも十分な使い心地です。端末もコンパクトなので、巡回健診で外に持ち運ぶ際にも負担にならないと感じています。
今後に向けての改善点などはありますか?
領収書に関して、電話番号を用いてショートメッセージで電子領収書をスマホへ送れるのは、とても便利な機能ですが、中には電話番号を教えたくないという方もいます。そういった方へは紙に書いて領収書をお渡しをしているので、プリンターが内蔵されているSquare ターミナルの導入も今後考えていく必要があるかと思います。
決済の利便性は向上できたので、今後は、どのようにオプション検査を提案していくかが大切だと感じています。高額な検査でも、金額に見合った価値を提供できることを伝え、より各受診者の健康にフォーカスした検査を提供していきたいです。
この度はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。
事業推進部 佐久間 大介 様
一般社団法人日本健康倶楽部 横浜支部
日本健康倶楽部は、健康的な文化生活を営むため、健康の保持・増進とともに、より質の高い健康への意識高揚のための啓発活動の推進および健康相談・指導、健康診断の実施等を行うために設立された法人です。
全国で18支部を展開している日本健康倶楽部の中でも、横浜支部は特に企業への巡回健診を中心に実施しています。