LOX-1は血液中から異物を取り除く働きをしています。
本検査で実際に測定しているsLOX-1はLOX-1が血中に溶け出した状態のもので、炎症で上昇することが知られています。
LOX-index® とは?
LOX-index®検査では何を測っているの?
LOX-index®は脳梗塞・心筋梗塞のリスクを調べる血液検査です。血液中で酸化した超悪玉コレステロール“酸化変性LDL(LAB)“と、それを血管の壁に取り込み動脈硬化を進ませる“LOX-1”というたんぱく質の2項目を測定し、将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症危険度を評価します
※本サービスは、利用者自身が生活習慣の改善や受診を行うかを判断するための参考となる情報を提供するものであり、脳梗塞及び心筋梗塞の疾患発症に関する医学的な診断や助言を行う検査ではなく、医師の診断や助言を代替するものではございません。
※脳梗塞・心筋梗塞の発症や動脈硬化の進行は、その他の健康診断の検査結果や精密検査の結果をもとに総合的に判断されるものです。
LDLコレステロール
正常なLDLは、細胞やホルモンの原料となる
LOX-1(ロックスワン)
血管内膜に存在し、血液中に異物があると発現し、血管内皮細胞に障害を起こす
LAB(超悪玉コレステロール)
活性酸素によってサビついたLDL
血管内皮細胞
血管の内膜表面にある細胞。この細胞が障害を受けると血管の構造が壊れる
正常な状態の血管ではLDL等の脂質は動脈硬化の原因にはならず、各細胞へと運ばれていきます
喫煙等の生活習慣の乱れにより、LDLが酸化されLAB(超悪玉コレステロール)になります
LAB(超悪玉コレステロール)がLOX-1と結合し、血管内皮細胞を傷つけます
血管内皮細胞が傷つき、血管の壁の中にLAB(超悪玉コレステロール)などの脂質がたまります
通常の健康診断で測定しているLDLとの違いは?
LOX-index®検査で測定している物質は、通常の健康診断で測定している物質とは異なります。
LOX-index®は活性酸素に影響したLDLはLAB(超悪玉コレステロール)に変化し、動脈硬化の原因となります。
LOX-index®は活性酸素に影響したLDLはLAB(超悪玉コレステロール)に変化し、動脈硬化の原因となります。
生活習慣を改善し、早期に予防する
ことが非常に大切です!
ことが非常に大切です!
LOX-index®検査での測定物質
LOX-1
LOX-1が血中を漂っている異物(LAB)を認識し、捕らえます。
異物(LAB)と結合することで血管の壁にダメージを与えます。
LAB
LAB(超悪玉コレステロール)は、LDLが酸化し、より悪玉化した状態です。
LABの値が高い方は、酸化ストレスが進んでいると考えられます。
LABの値が高い方は、酸化ストレスが進んでいると考えられます。
LDLが活性酸素に影響を受けて、LAB(超悪玉コレステロール)に変化します。超悪玉化したLABはカラダに吸収されず、血中を漂います。
血管の炎症度合いの指標となるLOX-1とカラダのサビつき度合いの指標となるLAB(超悪玉コレステロール)の2つの指標を測定している検査がLOX-index®検査です。