• 日高病院は地域医療支援病院として、高崎・安中医療圏において医療を提供しています。健診センターでは、PET-CT検診をはじめとした、さまざまなコースが用意されており、受診者様個々のライフスタイルに合わせた健診コースを選択できることが魅力です。
日高病院ではLOX-index®だけでなくProdrome-PAC(すい臓がん発症リスク検査)やMCIスクリーニング検査(軽度認知障害リスク検査)といったオプション検査を多数採用されています。検査の種類を増やしながらも、高い選択率を維持している取り組み事例を健診事業部 健診センター 課長の坂巻 浩二様に伺いました。

日高病院様では自由診療のオプション検査を多数採用されています。どのような背景があるのでしょうか?

検査項目の選択肢を広げ、さまざまな疾患リスク検査などを受診できる環境を整えることで、受診者様の健康への関心を高めるきっかけになればと考えております。

また、未病の段階からリスク検査を受診いただくことは、生活習慣改善などの行動変容にもつながるのではないかと考えています。

LOX-index®検査だけでなく、Prodrome-PAC(すい臓がん発症リスク検査)を導入されたきっかけを教えてください。

すい臓がんは自覚症状が乏しく、早期発見が難しい疾患です。そのため、早期にリスクを確認することができる、精度の高いエビデンスがある検査を探していました。

Prodrome-PACを紹介された時は「すい臓がん発症のリスクを判別する」という点にとても興味を持ちまして、早期発見や予防に繋げられるのではと考えました。

さらに、画像検査や生理学的検査では、導入コストや人件費などが多くかかりますが、 Prodrome-PACはLOX-index®と同じ血液検査なので、初期費用等の導入コストがかからず、人間ドックの採血時に一度に採取することができることも導入しようと思った理由です。

受診者の方へはどのように各検査を案内されていますか?

院内においてはポスターを掲示して受診勧奨を行っています。また、受診前の人間ドック案内書類を送付する際に、一緒にオプション検査一覧表も同封しています。さらに受付時に配布するクリアフォルダにも一覧表を載せることで、受診者様の目に触れる機会を多くしています。

受診者からのご反応はいかがでしょうか?

人間ドックのリピーターの方からのご依頼が多く、新しい検査について高い関心を持っていらっしゃることがうかがえます。また、1回のみならず継続して受けられる方も多く、満足度も高いと感じています。検査結果もわかりやすく、QRコード等からプリメディカのHPにアクセスし補足説明などを見ることもできるのも大きいのでしょうね。

経営面での効果はいかがでしょうか?

一般的な検査よりもやや高額の検査なので、要望はあまり多くないだろうと思っていましたが、定期的に受診していただけるので、検査収入も増えています。

また、LOX-index ®を販促するために、プリメディカさんからご提案いただいた会員向け雑誌での広告掲載企画に当院も参画しました。それにより新規の受診者様も増え、多くの方に当院を知っていただくきっかけになったと思います。

今後も同様のコラボレーション企画は積極的に実施していきたいと考えております。

今後オプション検査に期待することはありますか?

検査結果で高リスクの方がいらっしゃった際には、紹介先の外来担当の先生方へ検査内容を説明する必要があります。

そのため、検査自体の有用性はもちろんですが、画像検査などの精密検査において異常がない場合の対応方法なども説明が必要ですので、今後はそういった二次対応を考慮したエビデンスの構築も非常に重要であると考えています。

引き続きさまざまな疾患予防に有用なオプション検査が開発され、新規の検査項目として導入することによって、受診者様の健康意識の向上に繋げていければと思っております。

 

この度はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。