Vegetable and Fruit Intake and LOX-Index in Japanese Municipal Workers.
著者
Mirai Sakanari, Masanori Ohta, Mayumi Nagano, Yoko Umeki, Akiko Nanri
出典
J-STAGE, 2024 Volume 70 Issue 5 Pages 396-405
背景・方法
野菜と果物の摂取は心血管疾患のリスクの低下と関連があると報告されている。
一方で、今まで野菜と果物の摂取量と進行したアテローム性動脈硬化を反映するLOX-indexとの関連を調査した研究はなかった。
今回は日本の市役所に勤務している338人(男性166人、女性172人、19-71歳)を対象に研究を行い、野菜と果物の摂取量とLOX-Indexの関連を調べた。
結果
野菜と果物の総摂取量はLOX-indexの減少傾向と関連性が見られた(p for trend=0.067)。
女性では有意な逆相関が見られたが(p for trend=0.023)、男性ではそのような傾向は見られなかった(p for trend=0.70)。
結論
日本人女性では、野菜および果物の総摂取量が多いほど、LOX-indexが低くなることが示された。